酒都 西条(東広島市)郊外の田園風景


●日本の地方の原風景

広島市の隣、東広島市西条町は、「灘」や「伏見」と並ぶ銘酒の産地。美味しい米と水、そして盆地特有の冷え込みが、美味しいお酒をつくりだします。この地特有の「赤い石州瓦」は、凍害にも強く、街並みに独特の風景を生み出しています。

広島駅から新幹線で10分足らずで、このような風景が広がります。こんな風景の中で、ハウスメーカーの家や建築家の設計した家が似合うでしょうか?
私だったら、家づくりを相談されても、この風景をこわすような設計はお勧めしません。m(_ _)m


日本の民家の原点
(呉市焼山にて撮影)

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最近見る平屋の建物は、なぜかバランスが悪いと思いませんか?
上記写真は どこにでも見かけられる、昔ながらの日本家屋ですが、計算されたバランスと、気候風土にマッチした構造となっているのです。
断熱や気密が十分でない時代、小屋裏を高く広く取ることや、広縁を緩衝帯として冬の日射で暖めること、床下に湿度がたまらず、畳が断熱や調湿の役目を果たすなど、地元で採れる自然素材で、自然の原理を利用しながら生活していたのです。
それが、要は「理にかなった」家づくりなのです。

《撮影:若本修治》


パノラマ写真

決して美しい風景とはいえないかも知れませんが、このような歴史のある原風景を残していきたいと願います。