
広島市東区で実際に行った『部位別見積書』による入札結果です。
No. |
工事名称 |
A社
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B社
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C社
|
D社
|
平均
|
(構成比)
|
| [1] | 仮設工事 | 540,853 |
504,884 |
599,618 |
750,857 |
599,053 |
(2.6%) |
| [2] | 土工・基礎工事 | 1,074,176 |
1,041,390 |
1,878,120 |
1,060,668 |
1,263,588 |
(5.6%) |
| [3] | 躯体工事 | 3,082,131 |
5,833,422 |
4,921,272 |
5,170,159 |
4,751,746 |
(21.1%) |
| [4] | 屋根・外部仕上工事 | 2,636,678 |
3,039,656 |
2,362,398 |
2,257,459 |
2,574,048 |
(11.4%) |
| [5] | 内部仕上工事 | 1,915,323 |
1,295,707 |
2,082,902 |
1,462,820 |
1,689,188 |
(7.5%) |
| [6] | 開口部・建具 | 1,929,938 |
1,883,856 |
2,787,991 |
1,519,450 |
2,030,309 |
(9.0%) |
| [7] | その他工事 | 624,242 |
370,706 |
1,078,793 |
626,572 |
675,078 |
(3.0%) |
| [8] | 建築設備工事 | 3,331,640 |
3,031,600 |
3,845,340 |
4,319,935 |
3,632,129 |
(16.1%) |
| 【建築本体工事】 | 15,134,981 |
17,001,221 |
19,556,435 |
17,167,920 |
17,215,139 |
(76.5%) |
|
| ※坪単価(参考まで) | (403,599) |
(453,366) |
(521,505) |
(457,811) |
(459,070) |
||
| [9] | 附帯工事 | 1,200,000 |
1,050,000 |
1,483,646 |
1,244,549 |
(5.5%) |
|
| [10] | 附帯設備工事 | 492,100 |
1,116,000 |
804,050 |
(3.5%) |
||
| [11] | 設計管理費 | 1,544,000 |
800,000 |
1,694,000 |
1,420,000 |
1,364,500 |
(6.0%) |
| [12] | 運搬諸経費 | 554,000 |
140,000 |
600,000 |
1,850,000 |
786,000 |
(3.4%) |
| 合計見積金額 | 17,232,981 |
19,633,321 |
24,016,435 |
21,921,566 |
21,414,238 |
(95.2%) |
|
| 消 費 税 | 861,649 |
981,666 |
1,200,822 |
1,096,078 |
1,070,712 |
||
| 【総 合 計】 | \18,094,630 |
\20,614,987 |
\25,217,257 |
\23,017,644 |
\22,484,950 |
||
※ あくまでも、ひとつの事例なので、ご要望や建築条件によって金額は異なります。
※この建物のグレードは、中の上程度の「自由設計による注文住宅」です。
ローコスト仕様ではありません。

A社は、自社の得意とする「2×4工法」の提案。屋外給排水工事などは、本体工事に含まれているため「付帯設備工事」はゼロ。外構工事などの「付帯工事」は別途です。「2×4」の耐震性と気密性、基礎断熱とペアガラスの採用で、基本性能は押さえたうえで、コストを抑えた分、オプションとして「外断熱」も別見積で提示しました。
B社は、構造躯体に特長を出しました。土台に樹齢百年ものの目の詰まった「豪州ヒノキ」の4寸角を採用。
二階の梁も通常の2倍のピッチで小梁を配して、木材の材積は通常の在来工法の1.5倍です。グループで共同仕入れをしているので、建材の仕入れ価格が安く収まるのもメリットです。
C社は、断熱性能を重視して自然素材の「セルロースファイバー断熱材」や開口部に樹脂のペアサッシを提案したため、[6]の開口部・建具工事や[7]のその他工事が突出しています。事前に予算を伝えていないため、価格の競争ではなく、性能や自社の得意工法での差別化提案です。
D社は、大工からスタートした社長が15億規模までした会社。専属で「手刻み」ができる大工4組を抱えていることが自慢で、プレカットを使わない昔ながらの「手加工」の在来軸組み工法の提案です。住宅設備機器はもう少し廉価なものでも、構造体に関しては譲れない、一本筋の通った見積でした。見積書には、「金額」だけでなく、各社の「家づくりに対する姿勢」もうかがえます。 どのような性能を特長としているのか、どこが他社と違うのか、各社の経験が「仕様書」に反映します。
弊社の「競争入札」は、価格競争を目的としているのではなく、価格はあくまでひとつの判断材料としています。
各社の家づくり思想が反映している「見積書」と「仕様書」を比較することで、施主のパートナー選びの第一段階がようやくスタートです。
家は「人がつくる」ものです。
決して価格だけでは判断できません。
価格も、性能も、施工企業も「比較できる判断材料」を提供することが「競争入札」の目的です。