郊外を走る「アストラムライン」

■介護リフォーム

先輩で四十代前半にも関わらず脳卒中で倒れ、半身麻痺で数年のリハビリをした方がいましたが、高齢者がいないといっても介護は他人事ではない時代になってきました。

新築住宅の多くは、バリアフリー仕様とはされてきていますが、単に段差がない、開口部が広いというだけでは、障害をもった方には不自由さは解決できません。広島市などの自治体では、介護のための改修工事の費用として、最大20万円の助成を行なっており、積極的に利用したいものです。

2000年春の介護保険の施行により、在宅介護用の福祉用具についても、9割の助成があり、要介護支援の認定を受けると、1割負担で利用可能です。当サービスでは、介護リフォームに関しても実績ある施工業者をご紹介いたします。

■エコロジー建材

最近、建材だけでなく、食品や医薬品による健康被害なども社会問題となっており、ゴミ問題や地球環境にも配慮した建築の計画が求められるようになってきました。住宅業界でも「健康住宅」や「自然派住宅」「環境共生住宅」など、さまざまな仕様の住宅が売り出されています。多くは、建材メーカーの担当者から薦められ、本人もその性能を実際には体験していないケースもたくさんあります。

多くの工務店経営者と付き合っていると、自社では初めて扱うが、他の工務店での事例はないかと聞かれることが多々あります。初めて使う建材はお客様からのクレームの可能性も高く、採用には慎重にならざるを得ません。

しかし、競合となる同業他社には企業秘密(というほどの未公開ノウハウではないのですが)で、お互いの情報交換がなされないため、事情に詳しそうな第三者に聞こうということです。このようなエコロジー建材の採用事例、失敗事例もCMサービスのような第三者が情報共有を促すことで、業界の共有財産とすることが可能です。

エコロジー建材の情報については、(財)日本環境財団のエコロジーハウス推進機構に多くの情報がありますが、ホームページを開設していないため、一般の方のアクセスが出来ないのが残念です。
断熱材ひとつとっても、炭化コルクや羊毛を使ったもの、ダンボールを集成材のようにした紙製のもの、セルロースファイバーなど、一般には知られていない、高性能で環境負荷の低い建材がたくさんあります。

■新工法

在来軸組み工法や、2×4工法といった一般的に知られている工法から、地方の中小企業が開発した金物接合工法まで、工務店はさまざまな工法に取り組んでいます。

住宅性能評価制度が発足し、建物の構造で性能表示を行なう場合、市場で多く流通している「グリーン材」と呼ばれる、乾燥度の十分ではない木材を使うと、たとえ4寸角のヒノキといえど検査で引っ掛かります。

プレハブ住宅の場合、工業製品が多く「型式認定」という商品シリーズごとに等級を決め、比較的簡易な検査で合格となりますが、在来木造では一部のグループを除いて、邸別に性能評価を申請し工事中の検査を受けるため、多くの工務店が住宅性能評価制度を避けて通っていました。

豊栄町に工場を持つ、(株)キールウェスト・ジャパンでは、自由設計で構造等級の最高レベルの強度を出せる新工法「KEEL工法」の最新設備を導入しました。構造材は変形や反り等の心配のないLVL(ベニアを厚くして、柱や梁の寸法に加工したもの)を使用、特殊な接合金物との併用で、大スパンの木造建築も可能となりました。木造軸組みで住宅性能評価制度に標準的に対応したユニークな工法で、五日市や三原などでも物件が進行中です。

■コーポラティブ住宅

おもに集合住宅で、従来どおりの大手マンションディベロッパーが分譲する画一的な間取りに飽き足らず、自分たちで組合をつくって土地の取得から建物の設計、内装まで手掛ける手法をいいます。
二十数年前から大阪の「都住創」など、設計事務所を中心に手掛けてきたグループがありましたが、数年前に東京で「都市デザインシステム」が、新しいマンションの建設手法として脚光を浴び、ふたたびブームに。

広島では、NPO法人「広島コーポラティブ住宅推進協会」「中電工業」「エナプラン」などが手掛けています。

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