Aシティ花の季台からタワーズを望む

■住宅性能表示制度について

2000年4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(略称:品確法)のうち、注目を集めていた「住宅性能表示制度」が2001年10月より正式にスタート。広島では、中国電力(株)の子会社、ハウスプラス中国住宅保証(株)が中国地方No.1の実績で、申請受理や検査を行なっています。

任意の制度のため、現段階ではほとんどは大手ディベロッパーが建設するマンションとなっていますが、徐々に戸建て住宅でも増えてきています。
この制度の一般のお客様へのメリットは以下の通りです。

・ 全国共通の物差しで、自宅の建物の性能と品質についてお墨付きをもらえる。
・ その物差しにより、中古住宅となったときにも建物本体の価値を計ることができる。
(従来は土地にしか価値がなく、土地の下落が続くと資産の保全が出来なかった)
・ 仮に施工会社と紛争になった場合、紛争処理機関で迅速な手続きが行なわれ、早く解決される。
・ 広島銀行など民間金融機関の金利優遇もあり、審査に伴う費用も吸収可能となる。
(ハウスプラス中国住宅保証(株)の場合)

現状では、残念ながら地元の工務店の多くはこの制度を避け、従来どおりの社内検査体制(ほとんど慣れ合い)で済ませているのが実態です。

業界のレベルアップ、顧客からの信頼を考えると、自ら積極的に取り組む必要がありそうです。
当サービスでも積極的に取り組んでまいります。

■定期借地権について

平成4年より施行された新しい借地借家法によって定められた借地権です。
従来の法律は、終戦後、家や家族を失った国民が安心して最低限の生活を営むため、地主や家主に正当な理由がなければ、賃貸契約の更新を断ることが出来ないようになっていました。

したがって地主にとっては、貸したら最後、永遠に自分の好きなように土地活用が出来ないということで、都市近郊で農地として残していたり、相続の時に物納できるよう駐車場として貸したりしているのが現状です。

定期借地権は、50年以上経過すると必ず土地は戻ってくるという権利を地主に提供することで、当面利用価値のない都市近郊の土地を住宅用地として提供してもらい健全な街づくりをしていこうという行政側の意向もあります。まだ住宅の取得方式として一般的ではありませんが、地主、住宅取得希望者、施工会社ともにメリットの大きい手法です。

@ 地主のメリット
・先祖代々の土地を手放すことなく、固定資産税の軽減を図り、地代という安定的な収入を得ることが出来る。
・アパート経営と比較して入居者の管理手間や入居率低下によるリスクがなく、建築計画によっては、街並みの形成など地域環境の向上にも地主が参加できる。

A 住宅取得希望者のメリット
・土地は借りるため、保証金と毎月の地代が必要なものの、購入に比べはるかに安い金額で庭付き一戸建て住宅を入手できる。(保証金は将来返還される)
・土地の下落による含み益の吐き出しや不良資産化が実質ない。

B 施工会社のメリット
・土地付き分譲と比べて、建物自体に費用を掛けることが可能なため、設計や仕様にも予算の余裕を持つことが出来る。

■リバースモーゲージについて

リバース・モーゲージは、自分が居住する住宅や土地などの不動産を担保に、自治体や金融機関から年金の形で定期的に融資を受ける制度の総称です。

リバース・モーゲージの最大のメリットは、年金以外に収入がなく、金利収入も少ない高齢者世帯でも、資産価値の高い自宅があれば、豊かな老後生活を送れることです。受けた融資は、利用者の死亡などによって契約が終了した時に担保不動産を処分することなどによって、元利一括で返済するのが基本となっており、資産を子供に残すことを考えなければ老後の生活設計の幅が広がります。

今後、医療費や介護保険料のアップなど、超高齢社会に対応するため、この制度の利用機会は増えてくると思われます。現在は土地の担保価値中心の考え方ですが、不動産価格の下落と超高齢社会の到来により、建物自体に担保価値を計る物差し、すなわち「性能評価書」の有無が、将来設計を左右するようになるかもしれません。

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