工務店5社にご協力願い、同じ設計図書の住宅について見積書を提出していただきました。 (2002年7月実施)

建物は、約35坪の総二階建てローコスト仕様。建物本体工事のみのため、実際に入居し生活するためには、外構工事や照明・カーテン、地域により浄化槽設置等の工事も必要となります。


  は、工種ごとの最低価格を示す。
<単位:千円>
 
A社
B社
C社
D社
E社
最安値
仮設工事
457
586
628
782
808
457
基礎工事
862
934
859
1,201
1,260
859
木工事
4,787
4,482
4,346
5,423
5,171
4,346
屋根工事
561
622
828
704
534
534
外壁工事
1,113
1,370
1,560
1,253
1,377
1,113
左官工事
286
340
317
367
265
265
板金樋工事
288
315
300
305
377
288
鋼製建具工事
775
866
865
650
938
650
木製建具工事
387
309
689
484
755
309
塗装工事
115
83
88
81
69
69
内装工事
1,085
1,328
1,675
1,379
1,898
1,085
住宅設備
858
767
890
816
952
767
雑工事
243
255
247
408
191
191
電気工事
441
412
814
505
584
412
給排水工事
688
725
1,090
1,125
800
688
ガス工事
0
169
125
225
170
125
合計
12,946
13,563
15,321
15,707
16,148
12,158
《解説》
この見積比較に見られるように、工務店によっても、大工さんあがりで「木工事」に強いところと、鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)を得意とする建設会社など、同じプランでも価格のばらつきが見られる。1社しか見積を取らないとすると、5社のうち最も価格の高い会社に注文しても、高かったのか安くついたのか判断つかないまま過ごしてしまう。この比較は、工務店側も自社の強み弱みが分かり、いわゆる協力業者も従来のしがらみだけでなく、最適調達の必要性を認識させる結果となった。
協力業者も長年の取引があるほど、自ら率先して従来の単価を下げるという申し出はしづらく、単価が厳しくなった最近になって取引開始した会社のほうに安い単価で提出するという逆転現象も出てきている。
もちろん価格だけでなく、技術力や実績などを勘案することも重要である。
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